◎真っ当な人の道を歩いてしまった外道のカメ・・・
にしても、外道を名乗るカメが何と真っ当な人の道を歩いてしまった、よ。テンションが上がっているのは確か・・・、これも、多分、デイトレーダー余波のような気がする。
夕方、電気カーペットを見に自転車でヨーカ堂に向かっていた時のこと。ヨーカ堂近くの道路に、白っぽい二つ折り長財布に落ちていた。小父さんは気づかないで通り過ぎ、佐川急便のトラックが通過していく。
自転車のカメは、いったん通り過ぎて、振り返り、財布の厚みを確認して、再び戻って、自転車を降りて財布を拾い、すばやく前カゴに放り込んで・・・、一刻も早く中身を確認しないと、住宅街に入り込み、ちょっと大きめな駐車場の奥まで入って、財布を開いてみたら、現金は万札1枚と千円札が4~5枚で、あとはカード類がこれでもかと詰め込んであり、他にゆうちょ銀行の通帳が1冊。
さて、どうする? 交番に届けようと、即決した。他の選択肢も幾つか浮かんだが・・・、いずれも面倒臭いと却下していた。例えば、1万数千円を抜いて、あとを捨てるとなると、どこへとなり、場所を探すのが面倒臭いし、誰かに見られてもまずい。バカなリスクが増えるばかりだ。
実は、良い人をやるのは簡単なのだと、思った。交番で拾得物の書類作成に協力しながら、落とし主が現れたときお礼はいりますかと聞かれ、パスした。その項目にサインして終わったが、その警察官は落とし主はきっと大喜びしますよ、といった。
どうやら、こうした遺失物が届けられるのは珍しくなっているようだ。外道にとって現金1万余りは魅力的に映らなかったのも事実なのだが、なら、10万円だったらどうか、微妙なところで、100万なら迷いはしないと断言できるが、さて・・・。
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