◎どでかい決断、カメも私的資金を突っ込むぞ!!!
にしても、どでかい決断をしてしまった。元々、川の流れに身を任せてきたカメにとって、決断は珍しいことなのだが、これも米・金融危機の煽りだ。一丁前に、カメも私的資金、なけなしのヘソクリの証券市場への投入である。
今回の、サブプライムローンからの一連の金融不安には薄々気づいてはいた。何より、サブプライムローン自体が胡散臭いし、そのシステムを聞いても首を捻って、こんな制度が成立するのかという疑問を持っていた。なおかつ、そのローンが証券化されているとあっては、バブルの塔ではないか。といって、どうすればいいのか、どう対応すればいいのか、見当もつかなかった。
バブルの塔が弾け出しては、もはや、手の打ち様がない。といって、例によって、例の如く、株券を塩漬けにしたまま、市場の成り行きを見ているだけでは、事態はどうにも動かない。歯がゆく、ストレスが蓄積されるだけだ。何とも情けない。
それに、そんな思いは、もう5年ほど前にたっぷりと体験している。その時は、結局、指を咥えて見ているだけ、なされるまま、時の経つのを待つだけ、身ぐるみ剥がれていくのを、黙って、されるがままに・・・、少しづつ脱がされて、結局はパンツ一枚で放り出されて、いま、この体たらくなのだ。
が、今度は違う。カメはもう、同じ轍は踏みたくない。そうだろう、あれから確実に5歳は歳を取り、脳は萎み、残り時間は使い切って、既に秒読みに入っている。何もしないで、じっとしている手はない。動いてみないことには始まらない。どんな結果になるか、火の粉を浴びたら、浴びたでいい。火中の栗に手を伸ばさなければ、嬲り殺しだ。市況はいつものとおり、急落して、ちょっと戻しては、また落ちて、少し戻してはもっと下がって・・・を繰り返し、毟られ続けて因幡の白兎になるのはもうそこまで見えてきているのだ。
と、まあ、この3連休の初日にそんな決断を下したわけだが...。今度の月曜日が祝日なのがちょっと気がかりで、それに、証券口座への振り替え手続きも必要で、それは火曜日に処理し、入金を確認してから始動する腹積もりだ。
その際のポートフォリオは作成した。ウフッ、見えない底がどこなのか。これ以上ということはないだろうと楽観しつつ、参入する。買い時であることは確かなのだから・・・。これまでの艱難辛苦、損をどこまで取り戻せるか、或いは、底なし沼に没してしまうのか・・・。
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