◎コンドロイチンが油切れの腕関節に染み込んだ
にしても、コンドロイチンは効いた。元々、カメのお肉は市販の医薬品に正直に、ストレートに、効能書き通りに反応するから、驚くほどのこともないが・・・。懸案の二の腕の筋肉痛がちょっとだけだが、和らいだ。
コンドロイチンを飲んでみようかと思ったきっかけは、国民生活センターの調査結果と警告だ。関節に良いとされるコンドロイチン硫酸及びグルコサミンを含む「健康食品」について、成分の含有量や胃の中での溶けやすさ、表示の調査等のテストを行った。コンドロイチン硫酸量が表示されていた銘柄は、表示量に比べて実際の含有量が大幅に少なかった。関節痛の緩和など具体的な疾病の治療を目的とする場合は、医薬品を使用するのが良い、というもの。
実は、年明けから、左の二の腕の筋肉痛に悩まされていた。左腕を上に上げられないし、ちょっと遠くにあるものを取ろうとして腕を伸ばそうとすると激痛が走り、伸ばせない。下着や上着を脱ぎ着する際、腕の伸縮が出来ず、簡単に出来ず、往生する。電車に乗って、吊革が掴めないし、ポールを握っても力が入らない。ガタンと来ても、腕で体を支えられない。何かあった時、このままでは想定外な反応をしてしまい、大ケガもしかねないと不安に駆られ、すべてに、ゆつくり、ゆっくり、少しづつ、少しづつ反応を確かめながら、体を動かしていた。
入れ歯の造り替えも始まり、とりあえず、食う、寝る、やる・・・が滞りなく推移して・・・。と、二の腕を何とかしたいと、そんな時期だったから、直ぐに飛びついた。
コンドロイチンの箱は以前からよく目にしていたものだ。ドラッグストアを4店ほど回って90錠入りの小箱で価格を比較して購入した。薬を買うときのカメの知恵だ。とりあえず、効き目を試してみたい。
確かに、これまで関節が油切れで、骨と骨がズリズリ擦れ合っているようだったが、そこにコンドロイチンの溶けた錠剤が染み込んでいくような感触があった。90錠だと、半月分だ。今度は、大箱を買ってみようと思っている。
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