2007/11/26

◎性的に淫らでないことが紳士の条件?

にしても、紳士の条件にまず性的に淫らでないことと指摘されたのには、久々に笑ってしまった。
今朝の産経新聞「透明な歳月の光」に曽野綾子さんが、「楽しい入院生活」を送るために 死ぬまで紳士を貫く・・・とのタイトルで、高齢者が入院してもてるための心得を書いておられた。
女性には珍しく歯切れのいい的確な論評に頷くことが多いのだが、今回の高齢者の入院に関しては笑わされてしまった。もちろん、納得はしなかった。というより、人間の尊厳を維持しようとする強く固い意思を垣間見た気がして、やっぱりと思うとともに、カメは自らの軽佻浮薄さを思い知らされつつ、外道の道の選択の正しさを再確認してちょっとした快感に浸った。
「性的に淫らでない」ことのほか、曽野さんによれば紳士の条件はユーモアはあった方がいいのだが、下品な駄洒落は敬遠される。教養もどこかで現れる・・・そうだ。
なるほど、なるほど、カメは性的に淫らな上、下品な駄洒落は大好き、さらに教養のかけらも見られない外道で、その方が人間らしいし、最も自分に素直で正直な生き方だと思っている。その価値判断は快感の有無、快か不快か、だけだ。
人間の尊厳とは何か・・・、論議を深めなければならないが、判断力が鈍って入院する方にとっての尊厳は、人それぞれであっていいと思う。
曽野さんのように入院してまでも紳士たれと他人にいうのは傲慢すぎるのではないだろうか。外道のカメはそう感じて、ちょっと一言なのである・・・あぁ~。

2007/11/24

◎クモ膜下出血は“完治宣言”したものの・・・

にしても、クモ膜下出血はどうやら完治したと宣言してもよさそうだ。昨年12月3日に突然倒れて間もなく1年、いや長かった。
九死に一生とか、ラッキーとか、いろいろないわれ方をしたが、根がペシミストのカメはポジティブにはいまだにとらえられない。時に、あの時、三途の川を渡っていてもよかったのに、と思う。
その倒れる前と後で何が変ったかといえば、1日ショートピース30本ほどのヘビースモーカーが以来、1本も吸わなくなったことぐらいか。自分でも不思議でならないし、信じ難いことだが、吸いたいと思わない。それも、目の前で誰かに吸われていても、だ。

失神して病院へ運ばれ手術され気がついたのは3日後ぐらいか。朦朧とした状態が続いて、煙草への関心、意識が完全に欠落したまま退院したものの、喫煙は忘却の彼方へ。喫煙のモチベーションが湧いてこないし、喫煙者を目にしても特別に何も感じず、その煙を浴びても、おぉいい香り、これが煙草なんだよなぁと思っても、自分で吸いたいとは思わない・・・。何とも、不思議、信じられない現象がいまだに続いている。

で、東京労災病院でこの19日、脳波検査をもとにした担当医の診断を受けたところ、「(脳波検査に)明らかな異常はなし。薬もやめてますし、半年に一回の受診でいいでしょう」と、来年4月に予約を入れられ、これで一件落着、完治と自ら判断した次第・・・。
あの水泳の木原美智子さんが59歳でクモ膜下出血であっさりと亡くなってまだ間もないが、カメのクモ膜下出血は一体何だったのか・・・。あぁ~。

2007/11/23

◎異常な寒さにない知恵絞るも・・・

にしても、今年のこの寒さは一体なんだ! 温暖化の影響か、寒気の南下が例年より早いといった気象予報士のような解説はいらない。
やはり46億歳と高齢化した地球自体がいよいよ終末期を迎えて、さまざまな衰弱症状が出ているようだ。無理もない、ひと言でいえば、かなり病んでいる。
お陰で、ノー天気で、寒さ嫌いのカメはない知恵を絞らざるをえない。
実は、バンコク移住を計画してから、冬物衣料はほとんど処分してしまった。いや、参った、参った・・・と悔やんでみても暖かくはならない。それに、今年のこの寒さ、尋常ではない。骨身にズンズンこたえる。やはり異常気象には違いない。
とりあえず、もう10年以上前に買ったラム皮のハーフコートを引っ張り出して凌いでいるが、いい知恵と金次第ではGジャンで乗り切りたいところ。
そもそも、当初の思惑通りバンコクに移住していれば、Tシャツ1枚で過ごしているはずなのに・・・、何とも口惜しい。あぁ~。

2007/11/19

◎亡国・日本を見届けられそうもない・・・

にしても、日本の終幕が間近かに迫っていると強く感じたのでひと言・・・。
産経新聞1面の連載「【やばいぞ日本】第4部 番外(下)」を読んでのこと。東大法卒の元外務官僚で立命館大客員教授、宮家邦彦氏の寄稿文で、「『国のため』気概失う若手官僚」なる見出しにピンときて読んでみた。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/071118/edc0711180328000-n1.htm
既に指摘されていることだが、東大法学部出身の国家公務員採用者が激減していて、現在の上位100人の多くは外資系企業や弁護士などに流れ、公務員は皆無に近いそうだ。
宮家氏は「東大法学部で最も優秀な若き“エリートたち”が国のために働く意欲を失っているのだとすれば、実に由々しき事態ではなかろうか・・・『国のために働く気概』を失いつつあるのだとしたら、実に深刻だ」と指摘する。
確かにそうだ。それはホリエモンと村上ファンドで身に沁みた。宮家氏には気の毒だが、『気概』なんて言葉はもはや死語ではないのか。
いまの世の中、全ては金、金、金の世界、金が正義、金がオールマイティの世界を見せつけられた。自分のため、自分さえ良ければ、それが正義であって、国のためなどという発想は露ほどもない。金だけを追い求める風潮は既に世界標準になっていて、その風向きが変わることはないだろう。
では、どうするか・・・。ペシミズムが大好きで、余命いくばくもないカメはこのまま行くところまでいけばいいと開き直っている。行き着く先は亡国、日本崩壊だ。
宮家氏は「真の意味の『エリート官僚』を新たに養成するしかない」と寄稿文を占めていたが、カメは、もうそんな時間は残っていないと思う。あぁ~、お先に・・・。

2007/11/18

◎東京国際女子マラソンと木枯らし1号と・・・


にしても、明け方、久々にしっかりした逞しい朝勃ちを見て思わずにんまり握りしめたのも束の間、小春日和に恵まれた昼間には東京国際女子マラソンを大森の折り返し点で観戦して間もなくの夕方には何と木枯らし1号が吹き抜け、その寒さに耐えられず小走りにトイレへ駆け込んだが、まさぐれどまさぐれど尿意のもとは見当たらず、ようよう見つけたのは頭をすっぽり隠した写真でご覧のミノムシだった。あぁ~。

2007/11/07

◎悪ガキ・小沢一郎・・・この豚ヤロウ! ピシッ!


にしても、民主党の小沢一郎代表は一体何様のつもりなのか、それ以上に小沢一人に日本中が振り回されて右往左往するのは何ともみっともない。

小沢一郎は学年が一緒というだけのカメだが、ゴルフの青木功と一緒でその動向は気になる存在だ。青木は先日エイジシューターを達成して優勝してくれたが、今回の小沢の辞意表明→撤回騒ぎは何たる醜態!
小沢ももうこの歳なんだから、悠々自適、鷹揚に構えて、ドタバタして欲しくはなかった。民主の糞ガキがアタフタするのは周知のことだし・・・。

小沢は7日の両院議員懇談会で、自らの説明不足を素直に認め、目を潤ませながら続投を宣言し、その中で「不器用で口べたな東北気質のままです」とか「がんばっっていた気力が途切れたというか、ぷっつんしたというか」とか「2日間沈思黙考、この体にもう一度鞭(むち)を入れ、来るべき衆議院の総選挙に、私の政治生命のすべてを賭け・・・」とか口にした。

急に忙しくなっているにしおかすみこ女王様をこの席に呼んできて、「この豚ヤロウ!」「ピシッ!」とかやって欲しいと感じたのはカメだけだっただろうか。
小沢一郎なんて、政局好きの悪ガキでしかないのに・・・、アァ~。